概要
山形学園は、児童福祉法に基づき、保護者のいないお子さんや虐待など様々な事情で家族と一緒に暮らすことができないお子さんを受け入れ、安らぎのある環境の中で人権を守りながら、心身共に健やかな成長を育み、お子さんの自立を支援する施設です。
施設では、満2歳から18歳までの幼児、小・中学生、高校生の子どもたちが、4つのユニットで分かれて職員と共に暮らしています。
できる限り家庭に近い、温かい雰囲気の中で、子どもたちが安心・安定した生活が送れるよう配慮しながら、より良い人間関係の構築や基本的な生活習慣の習得など生活の充実が図られるよう職員が連携して取り組んでいます。
子どもたちの豊かな心と自立精神を育み、早期の家庭復帰や社会的な自立ができるよう支援しています。
施設情報
設置主体 | 山形市 |
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運営主体 | 社会福祉法人 山形市社会福祉事業団 |
設立年月日 | 昭和21年10月(平成5年4月から当事業団に管理運営を委託) |
敷地面積 | 19,703.63㎡ |
建物面積 | 1,649.38㎡(渡り廊下等除く) |
住所 | 〒990-2303 山形県山形市蔵王上野924 |
電話番号・FAX | 023-688-2678 |
交通案内 | 山形駅より車で20分山交バス「蔵王温泉行」にて「蔵王二小前」下車徒歩5分 |
アクセスマップ |
事業内容
事業種別 | 児童養護施設 |
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入所定員 | 40名 |
入所対象者 | 様々な事情により家庭による養育が困難な概ね2歳から18歳の児童 |
入所について | 児童相談所、福祉事務所、市町村役場等が相談を受け、児童相談所が調査・検討を行い、施設入所の必要があると認める場合に入所が可能となります。 |
- 毎日の生活アットホームな雰囲気の中で、児童指導員、保育士などの職員と毎日にぎやかに楽しく暮らしています。子どもたちの自主性を尊重しながら、暮らしの中で役割分担するなど自立に向けての基礎を培っています。
- リビング
- 食事食育の観点から、栄養士の指導のもとバランスの良い食事を心がけています。また、食事中の団らんや食事のマナーなども大切にしています。調理実習やおやつ作りも実施しています。
- 学習年齢に応じて地域の幼稚園、小学校、中学校、高等学校に通学しています。学園では職員と一緒に宿題を行い、積極的に学習ボランティアを受け入れ、園内学習の充実に努めています。
- 楽しくお勉強中!
一日の流れ
時間 | 内容 | 時間 | 内容 |
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6:30 | 起床 洗面 |
15:00 | おやつ 小学生学習・自由時間 |
7:00 | 朝食、登校準備 登校 |
18:00 | 夕食 入浴 |
8:30 | 幼児体育 | 19:00 | 夕食 入浴 |
10:00 | おやつ | 20:00 | 幼児就寝、自由時間 |
12:00 | 昼食 | 21:00 | 小学生就寝、自由時間 |
13:00 | 幼児睡眠 | 23:00 | 消灯 |
- 心のケア心理療法担当の専門職員が、心理療法を実施し、職員と連携しながら心の安定と成長を図っています。また、「セカンドステップ」を導入して、対人関係のコミュニケーション能力の育成を支援しています。
- おはなしルーム(心理療法)
- 家族への援助園行事など親子が係わる機会を設け、親子関係の再構築に努めています。また、児童相談所と連携し、ファミリーソーシャルワーカーが中心となって、家庭訪問など家庭環境の調整を行い、早期の家庭復帰を支援しています。
- 紙芝居に来て頂きました。
- 進路高校進学・就職は、学校と連携して本人の希望や能力に応じた進路に進むことができるよう情報提供や職場見学など支援しています。また退所した子どもへの支援も継続的に行っています。
年間行事
季節の行事、園外活動、地区・学校の行事に積極的に参加し、楽しみながら社会性や自立性の伸長を図っています。
- 春
- 入進学祝い、雛祭り、端午の節句、歓迎会・送別会
- 皆でお花を植えました。
- チョコレートのお家を作りました。
- 夏
- 海水浴、グループ旅行、七夕
- 毎年恒例の海水浴
- 遊園地へグループ旅行!
- 秋
- ふれあい祭り
- ふれあい祭り1
- ふれあい祭り2
- 冬
- クリスマス会、スキー教室、もちつき会、だんご木さし
- クリスマス会
- 佐藤孝弘山形市長さんとの餅つき会
- その他
- 誕生会、映画鑑賞、大掃除
- はじめての乗馬体験!
- 余暇活動(川遊び)
山形学園ひとつぶの種の会基金へのご寄付について(ご案内)
この基金は、児童養護施設山形学園を退所する高校生が、進学または就職する際に新生活に必要な資金を援助し、退所後の自立を支援するものです。
詳しくはこちらをご覧ください。
山形学園ひとつぶの種の会基金のお知らせ(PDF)※ただし、この基金へのご寄付は、法人等への寄附と異なり、税制上の優遇措置を受けることができません。ご理解の上、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
関連事業(山形市委託事業)
山形市こどもショートステイ事業
ショートステイ事業
子育て中の保護者の方が、病気や冠婚葬祭、出産などのため、一時的にお子さんの養育ができなくなった場合に、施設で一週間程度お子さんをお預かりする事業です。
トワイライトステイ事業
保護者の方が、仕事などの都合により、夕方から夜間にかけて家庭でお子さんを見ることができない場合に、施設で数時間程度お子さんをお預かりする事業です。
※いずれの事業も、満2歳以上小学生までのお子さんが対象となります。
※年度毎に事前の登録が必要です。詳しくは、山形市こども保育課へお問い合わせください。
(電話 023-641-1212 内線 574まで)